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夜の過ごし方

現代では24時間営業のコンビニやチェーンレストランが周りに当たり前にあり、

日中と同じような飲み物や食べ物が摂れるようになりました。

パソコンやスマホなども手軽に使うことが出来ます。

とても便利にはなりましたが、夜の過ごし方によって体調が乱れることが多々あります。

 

人間の身体は日の出とともに活動する神経が優位になり

日暮れとともに休む神経が優位になるように切り替わります。

体内時計を整えることと飲食の門限を守ることが、とても大切になってきます。

 

胃の門限は寝る4時間前まで。

睡眠時は内臓の働きが活発になって新陳代謝が進み、身体の修復や疲労の回復が行われます。

新陳代謝を司る成長ホルモンが大量に分泌される

ゴールデンタイム(22時~2時)には消化を終え、

吸収貯蔵できる状態にして熟睡できるようにしましょう。

質の良い睡眠は若さを保つだけでなく認知症の原因となる

アミロイドβの排泄も促すことが分かっています。

 

どうしても夕食が遅くなる場合。

タンパク質は動物性よりも植物性のものを。厚揚げや豆腐料理、納豆がオススメです。

味付けもコッテリした濃いものではなくて、

さっぱりと薬味や酸味を効かせたものを選びましょう。

 

昼寝の仕方も要注意。

昼寝で30分以上、また暗くして布団をかけて横になるのは「夜の睡眠」となり体内時計が狂い、

寝つきが悪い、眠りが浅い、早朝覚醒の原因になってしまいます。

 

遅寝の時こそ早起きを!

朝に太陽を浴びることで睡眠ホルモンであるメラトニン分泌のタイマーがセットされます。

遅く寝る時こそ早起きをして朝に体内時計を整えておくことが大切です。

また夜勤の方などはコンビニの店内の光を浴びることなどで代用できます。

また寝る前のおパソコン・スマホ・テレビ等、ブルーライト・光による刺激は

睡眠の質を低下させます。

 

夜に水分を摂り過ぎた場合。

ゆっくりと半身浴で汗をだしましょう。

熟睡するためにも40℃前後の「気持ち良い」と感じる温度で

20分以上入ることをお勧めします。

汗が引いてから入浴後2時間以内に就寝しましょう。