温活をはじめよう! ~冷え防止策~
だいぶ冷えるようになってきましたね。
これから本格的にもっと冷え込んできますので、体を冷やさないようくれぐれもご注意ください。
今回は、生活上での冷えの防止策を書かせて頂きます。
まずは、服装です。
若い人には薄着好みの人が多いですね。
体を動かして温かくなっている時は、薄着でも構いませんが、体を動かしていない時には、きちんと服を着て、体の「熱」を逃がさないようにするべきです。
運動選手などは、ちょっとした休憩でもすぐ上着を着て保温をしますよね。
このように、運動と着るもので、体内の「熱」の量を調整しましょう。
とはいっても、厚着をする必要があるとはかぎりません。
体には、襟元(首回り)、脇の下、肘、手首、ウエスト(おへその周り)、股関節(脚の付け根)、膝の裏側、足首など、
特に「熱」を逃がしやすい場所があります。
こうした場所は、大きな動脈が表面のほうを通っているので、「熱」を逃がしやすい場所になります。
こうした場所を被ってさえいれば、薄い生地の服でも体内の「熱」を守ることができます。
襟付きのもの、袖ぐりやウエストが締まって密着するものなど、
ちょっとしたポイントを抑えるだけで、「熱」が逃げにくくなり、温かく過ごすことができます。
冷え症なのに、胸元や袖元の大きく開いた服やミニスカートをはいたりされている人もいますが、これでは「熱」は逃げ放題になってしまいます。
若い人は「熱」の産生も盛んですので、このような格好でも寒さを感じないかもしれません。
でも、若さにまかせて体内の熱を逃がしていると、年をとってからいろいろな障害に悩まされてしまいます。
それから、シャワーだけで済ませている方も多いと思いますが、湯船に浸かってしっかり体を温めることも大事です。
さらに、筋肉が少ない人は熱を生み出す力が弱くなりますので、運動をして筋肉を増やすことも非常に大事です。
体内の熱の6割は、筋肉で生み出されます。
特に下半身の筋肉を鍛えることが大事ですので、ウォーキングやスクワットなどをしたり、普段の生活でも体を動かすことを心がけて下さい。
また、体の外部だけでなく、体の内部を冷やさないようにすることも大事です。
冷たい飲み物、アイスクリーム、生ものなどを食べたり飲んだりすることで、内側から体内の熱を奪ってしまいます。
外部からの攻撃よりもむしろ、このほうが痛手は大きいかもしれません。
生ビール、アイスコーヒー、アイスクリーム、体を冷やす性質をもつ飲食物を、一年中習慣的にとることは避けたいものです。
飲み物も常温以上、できれば体温以上のものをとると良いですね。
こういった生活習慣に気を付けていただくとともに、
体を温め冷えを改善する天然薬や漢方薬、筋肉を増やすのを助ける機能性食品などもありますので、
私たちの薬局薬店にお気軽にご相談下さい。
体を温めると、全身の血流が良くなり心も体もイキイキと元気になりますし、免疫力も高まります。
さあ温活を始めましょう!