味覚を磨く
「甘い」「辛い」などを感じられるのは、舌や上顎に点在する味蕾(味細胞)が
味覚情報をとらえ、神経を通じて脳に伝達しているからです。
味細胞はほぼ一か月周期で入れ替わると考えられており、
新たな細胞を生み出すのに不可欠なのが亜鉛です。
日本人が一日に必要な摂取量は男性12㎎、女性10㎎、
亜鉛を多く含む食材の代表は牡蠣。大きいものだと1~2個食べれば一日の必要量は摂れます。
味覚を鍛えるには・・・
★「ばっかり食」「ばらばら食」を避ける
同じものばかりを食べずおかずの次にご飯、
みそ汁またおかずといった要領で少しずつ順番に食べる。
★とにかくよく噛む
食材を細かく、唾液がよく出るように噛む。
★味を意識しながら食べる
味覚は脳の働きも重要。それまで食べたものと比べておいしいかどうか考えてみる。
★亜鉛不足に注意
味細胞の入れ替わり促すように亜鉛を摂る。