秋を元気に過ごすためにおすすめの食べ物
今回は、秋を元気に過ごすために、秋におすすめの食べ物について書かせて頂きます。
秋は「肺」が弱りやすい季節です。
なので、肺(=呼吸器系)が弱らないよう元気にしておく必要があります。
肺(=呼吸器系)が弱ってしまうと、鼻炎、咳、のど、皮膚などの症状が起こりやすくなります。
もちろん、コロナや風邪にもかかりやすくなってしまいます。
秋は空気が乾燥していますが、「肺」というのは乾燥が嫌いで潤いを好む臓器です。
なので、「肺」が乾燥していると、
「肺」を潤わせるために体は「肺」に水分をためようとします。
そうして、余分にためられた水分が鼻水、痰、咳、湿疹などのもとになってしまうのです。
ですので、「肺」が乾燥しないように潤わせることがこの季節とても大事になります。
お部屋の加湿なども大切ですが、
肺が乾燥しないように潤わせる食べ物をこの季節は食べるようにしましょう。
それが「白い食材」になります。
例えば、豆腐、豆乳、大根、レンコン、白菜、百合根、白きくらげ、白ごま、里芋、長芋、
松の実、いか、ほたて・・・
など、こういったものをこの季節は特に普段のお食事にとり入れて頂くといいですね。
それから、調理法は、秋はちょっとふんわりとろりとしたお料理がおすすめです。
空気も乾燥してきて肺も体も乾燥してきますので、
料理も蒸気や水分を体によく含ませるようなものにするほうがいいわけなんですね。
例えば、
ふろふき大根、湯豆腐、白菜の豆乳クリーム煮、百合根の茶巾絞り、白きくらげの胡麻和え・・・
などなど、いかがでしょうか?
では、肺を潤わせるために水分をたくさん飲めばいいんじゃないか?
と思われるかもしれませんが水分で摂ってもなかなか潤いにはなりません。
お食事で摂るほうが効果があります。
健康食品や漢方薬で潤いを補うのもお勧めですので、
気になる方は私たち兵庫県の相談できる薬局薬店にご相談下さい。
さらに、肺の弱りを癒す働きがある食べ物が「辛味」の食材です。
ちなみに、心臓は「苦味」、腎臓は「しおからい味」、肝臓は「酸味」の食材です。
肺を癒す「辛味」の食材としては、
例えば、ショウガ、ニンニク、タマネギ、ネギ、ニラ、シソ、唐辛子、コショウ・・・
などです。
こういった辛味のものは、体を温めて巡りを良くしたり発散したりしてくれる働きがあります。
こういった食材を普段のお食事にとり入れましょう。
秋といえば、「食欲の秋」ですね。
美味しいものがいっぱいの秋です♪
晩秋には冬に備えて、食事の量を増やしてちょっとしっかりめに食べて
栄養を蓄えておく必要があります。
芋類、栗、お米、かぼちゃ、キノコ類、大豆、ごま、クルミ、ナツメ、サンマ、イワシ・・・
など、美味しく召し上がって、滋養をつけておきましょう。
特に、キノコ類は免疫力を高めますので、この時期、しっかり食べておくといいですね。
漢方では、サルノコシカケ(霊芝)の菌糸体が
免疫力を高めるのに非常に優れていておすすめです。
鼻炎、副鼻腔炎、後鼻漏、咳、喘息、皮膚病・・・など
肺・呼吸器系の不調がおありでしたら、
私たち兵庫県の相談できる薬局薬店にお気軽にご相談下さい。