慢性炎症
口腔環境は全身の健康に繋がる 口は身体の入口!
悪い菌やウイルスの侵入を防ぐ重要な門番なのです。
実はすごいだ液の働き!!
①食べ物を消化吸収(消化) ②口の中の傷を修復(保護)
③口の中をきれいに(洗浄) ④菌やウイルスを抑制(殺菌)
⑤口内の酸性を中和(緩衝) ⑥虫歯を防ぎ歯を修復(再石灰化)
⑦異物を体から排除(排出)
だ液が減少すると・・・?
・口中が乾燥する ・味覚が低下 ・口臭が強くなる
・口中がネバネバする ・口が動かしにくくなる
・食べ物が飲み込みにくくなる ・カビが生えやすくなる
・虫歯、歯周病になりやすくなる
だ液が減る原因って?対策って?
原因 対策
・加齢ストレス → 適度な運動、趣味を持ちましょう
・女性ホルモンの低下 → 質の良い睡眠と時間を心がけましょう
・更年期障害、糖尿病 → 食事のバランスと腹八分目を!
・よく噛まないで食べる → 1口30回意識してよく噛む
・喫煙、飲酒 → 禁煙外来の活用、適度に
・化学薬の服用 → 減らせる薬は減らしましょう
・口呼吸 → 枕、鼻呼吸テープの活用
ストレスによる免疫力が低下などにより口呼吸になり、口腔環境が
悪化して歯周病になりやすくなっています。
口の中には常在菌が棲んでいますが、普段は歯周病をおこすことはありません。
しかし、歯磨きが不十分だったり、糖を過剰に摂ると細菌が
ネバネバした物質を作り出し歯の表面に歯垢を作ります。
歯周病は歯垢がたまり歯周病菌が繁殖する感染症です。
感染初期は無症状ですが、放置すると歯槽骨を破壊され
毛細血管を通って歯周病菌が全身の血液循環に侵入します。