～意識して呼吸をすることの大切さ～
私たちは、呼吸をすることによって、酸素を体に取り入れて、生きています。
呼吸という行為は、私たちが生きていくうえで非常に重要なことです。
私たちは無意識で呼吸をすることができますが、無意識で呼吸をしていると、体の上部だけの胸式呼吸になっていまい、酸素不足による体調の変化が出てきてしまいます。
末梢の血流も悪くなり、頭痛や肩こり、めまい、しびれ等といった症状も起こりやすく、内臓の働きも弱まってしまいます。
ですから、意識して深い呼吸（腹式呼吸）を行い、酸素消費量を増やす必要があるのです。
また、深い呼吸（腹式呼吸）をすれば、自律神経に作用することができます。
腹式呼吸をして、横隔膜が上下すると、みぞおちの下あたりにある太陽神経叢という自律神経を刺激します。
この太陽神経叢が刺激されると、「副交感神経」つまりリラックスのスイッチがONになるのです。
さらに、この横隔膜の上下運動により、手の届かない内臓の深部がマッサージされ、内臓の働きが高まります。
意識して呼吸を行うことで、心と体の状態を改善することができます。
是非、日々の生活の中で、「意識して深く大きな呼吸すること」を取り入れてみてください。
