お年寄りの便秘
お年寄りの便秘は多いです。
病院で便秘薬をもらっている人がなんと多いことか。
さまざまな理由により、なっていると思いますが、理由の1つには、偏食があると思います。
和食中心だったから大丈夫では?と考えがちですが果たしてそうでしょうか?
高齢で、特に1人暮らしの方に特に偏食が多いです。
夫や子どもがいれば、焼き魚、筑前煮、みそ汁、漬物と品数を工夫します。
ところが、ご伴侶を亡くされて独り身になると、面倒になるようで。
わざわざ自分のために筑前煮なんて作ろうと思わないし、
作れば余ってしまって毎日食べなくちゃいけない。
だから「ご飯、漬物」「ご飯、みそ汁、塩昆布」など、まず品数が少なくなります。
当然、野菜は不足気味に。
噛む力も弱ってくるため、せんい質がとりにくくなる。
代謝が悪いため、水をのむ量も減ります。
これでは、便秘になって当たり前。
防ぐにはやはり、生活改善が大切です。
腸の機能を高めるようにしましょう。
・しっかり噛んで食べる
・温野菜を食べる
・冷たいものを控える
・いろいろな食材を食べる
・体を動かす
・発酵食品を食べる
まずはこれらを意識して、はじめてください。
それでも便秘気味なら、是非相談できるお薬屋さんへご来店ください。