「秋」と言えば、やっぱり・・・
食欲の秋!!!
ところで、なぜ、秋には食欲が増すのでしょうか?
秋は夏に比べて気温が低くなります。
気温が低くなると、体温を保持するために基礎代謝が上がります。
基礎代謝が上がれば上がるほど、その分多くのエネルギーを消費するため
失ったエネルギーを補おうとして、食欲が増すことに繋がるようです。
また、必須アミノ酸であるトリプトファンから生合成される
脳内の神経伝達物質のひとつである「セロトニン」は
幸せホルモンと言われ、精神を安定させる働きがあります。
ところが、この「セロトニン」は太陽の光をあびることで
分泌が高まりますが、秋は夏に比べて、日照時間が短くなるため
満腹感を与えて食欲を抑えてくれる「セロトニン」の分泌量も
低下しやすくなります。
それによって、たくさん食べたくなるそうです。
また睡眠の質にも、影響を及ぼすことがあります。
「セロトニン」は睡眠ホルモンであるメラトニンの材料となるため
メラトニンの生成量が減ります。
さらに、睡眠不足が続くことによって
食欲を増進させるホルモンの分泌にも、繫がってしまいます。
そういうことで、秋には、食欲が増してしまうようです。